精神科病院の身体拘束、東日本で高い割合 最高は埼玉

精神科病院の身体拘束、東日本で高い割合 最高は埼玉

精神科病院の身体拘束、東日本で高い割合 最高は埼玉

「精神科病院で入院患者の身体を拘束する割合が、東日本は西日本に比べて高く、県によって10倍以上の開きがあることが、杏林大学の長谷川利夫教授(精神医療)の調べでわかった。最新の17年度調査では、身体拘束された患者の数は全国で1万2528人で、10年前の2倍近くに増えている。
主な診断名による拘束率をみると、アルツハイマー型認知症が7・48%と最も高く、精神遅滞(知的障害)が7・20%、血管性認知症が6・93%と続いた。認知症の患者が拘束される割合が高かった。」(2019年5月23日 (木)配信朝日新聞)

このような状況の中、高齢者の入院を最小限に抑え、医療者が自宅などを訪問して、症状の悪化を防ごうという精神的な取り組みが始まっています。
福岡市の医療機関で医師13人が訪問診療を行い、600人以上の体調を把握。休日や夜間でも、患者や介護者の相談に乗り、症状が悪化するのを防いでいます。

患者の自由を奪い、尊厳を傷つけていると批判がある一方で、現場の人手不足もあり、「安全のためには必要」との声も根強くあります。

地域差はあるものの、認知症になっても精神科病院に入らなくてもいいような「地域で安心して暮らせる」仕組みを、各々の地域で作っていく必要があると思います。