この時期だからこそ、エコノミークラス症候群ご注意ください

この時期だからこそ、エコノミークラス症候群ご注意ください

この時期だからこそ、エコノミークラス症候群ご注意ください

新型コロナウイルスの感染予防のため、自宅やオフィスで過ごす時間が増え、体を動かす機会が減った結果、エコノミークラス症候群に見舞われるリスクが高くなっています。そこで、今回は、エコノミークラス症候群予防のためできることについて解説していきます。

エコノミークラス症候群とは

「エコノミークラス症候群」とは、狭い座席に長時間座るなど同じ体勢を維持した場合に下肢が圧迫され血流が悪くなり、体内に血栓ができる症状を指します。食事や水分補給が足りないなど、体に脱水症状がみられ血液粘度が高くなった場合に起こりやすく、さらには血栓が血管の中を流れ、肺に詰まり肺塞栓などを誘発する恐れもあります。
正しい症名は「静脈血栓塞栓症」と言いますが、飛行機のエコノミークラスのような、前のシートとの間隔が狭い座席に座ったときに起きやすいことから、一般的にはエコノミークラス症候群の名前で知られています。よく、被災地などで生活する際も起こりやすいと言われてますよね。

エコノミークラス症候群のリスク

新型コロナウイルスの感染予防目的から、多くの人が自宅で過ごす時間が増えてきました。外出する機会が減ったため、時間を持て余していることだと思いますが、どのように時間を使う人が増えたでしょうか。

・会社にいるときと同じようにデスクワークをする
・動画サイトを閲覧する
・ブログやSNSを更新する
・オンライン飲み会を実施する

これらはすべてイスに座った状態でPCと向かい合っておこなうことが多く、つい作業に夢中になり同じ体勢のまま固まってしまいがちです。これだけでもエコノミークラス症候群を発症するリスクが高くなると専門家は指摘しています。特に一人暮らしでは、自宅での作業となると誰からも注意されない環境にあるため注意が必要です。
また、身近に新型コロナウイルスの感染者がいる場合、感染防止のためホテルや狭い車の中で過ごすケースも考えられます。ホテル暮らしでは、提供される食事もインスタント食品や弁当など水分が少なく塩分濃度の高いものになりがちのため、エコノミークラス症候群を発症しやすくなる条件が整います。さらには居住スペースにキッチンがないことから、つい水分摂取を我慢して過ごしがちになります。

習慣づけたい6つの予防策

エコノミークラス症候群予防のため、厚生労働省では以下6通りの行動を推奨しています。

1. ときどき、軽い体操やストレッチ運動をおこなう
2. 十分にこまめに水分を取る
3. アルコールを控える。できれば禁煙する
4. ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
5. かかとの上げ下ろし運動をしたり、ふくらはぎを軽くもんだりする
6. 眠るときは足を上げる

まとめ

テレワークを導入している企業でも、上記の予防策を社員に対し注意喚起しています。ちょっとした心がけでエコノミークラス症候群になるリスクを軽減できます。簡単にできることから徐々に取り組んで、習慣化につなげていきましょう。