けいかんえいよう・いろうのかんり

経管栄養・胃ろうの管理

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経管栄養

経管栄養は、食事で十分な栄養を摂ることが難しくなった場合、喉を経由せず、直接胃や腸などの消化管に栄養を投与する方法です。
食べ物を飲み込まなくても、十分な栄養とエネルギーが投与できるため、体力や身体機能を維持・向上するために有効な治療法です。
主な方法は2つです。

治療法① 経鼻経管栄養

鼻からチューブをいれて、それを経由して栄養をいれる方法です。
鼻から長いチューブを入れて、先端が胃の中に届くまで挿入します。手術の必要はありません。
自宅でチューブを入れて栄養療法を開始することができますが、挿入時と挿入後しばらくは、鼻や喉に強い違和感を覚えます。
見た目も気になるかたは気になりますし、認知症の患者さんなどは、自分で引き抜いてしまうこともあります。
喉の奥にチューブが入ったままになるので、口腔ケアがやりにくい、という欠点もあります。

チューブ交換は1か月に1回程度必要です。また、チューブが長いことからつまりや汚れが目立ちやすく、そのような場合は、随時交換を実施します。
栄養の方法は胃ろうと基本的に同じです。1日2~3回の栄養投与を行います。栄養を投与するときには食事のときと同じく体を起こすようにします。
投与終了後、逆流を防ぐために1時間は体を横にしないように頑張りましょう。

サービスのご利用例

経管栄養
  • 認知症により、食事拒否・食事を摂れない状態の方
  • 治療上必要な薬剤を投与する必要のある方

経鼻経管栄養のメリット・デメリット

メリット デメリット
在宅で開始できる 違和感が強い
口から食べることができないほとんどの方に使用可能 誤嚥のリスクが増える
口腔ケアがにしにくい
見た目が目立つ

ご利用の流れ

1. お問い合わせ

まずはお電話下さい。FAX・メールでのお問い合わせも可能です。
本人様・御家族だけでなく、在宅療養にかかわるスタッフの方からのお問い合わせもお待ちしております。

2. 訪問

訪問看護による医師の診断を行います。 点滴による措置が必要があるかどうかを判断します。

3. 経管栄養開始

点滴による必要な栄養・薬剤を投与します。

3. 点滴終了

点滴終了後の診断、点滴装置の回収します。

よくあるご質問

Q.チューブが抜かれてしまったら?

A.再度挿入の必要があるため病院へ連絡してください。

Q.チューブが詰まりやすい。何か対策はありますか?

A.使用後はきちんと水を流して、栄養製剤や薬が残らないようにしましょう。
粉薬は詰まりやすいので、薬の形態や種類を見直してみましょう。細いチューブは詰まりやすいので、太いものに交換してみてもよいかもしれません。

Q.きちんと胃に入っているかどうかを確認する方法はありますか?

A. チューブがきちんと固定されていれば、胃の中のチューブが勝手にぬけたり、気管にはったりすることはあまりありませんが、チューブが少し抜けかかっていて、それを押し込んだりした場合には、確認が必要です。
まずは口の中をみて、チューブが口腔内にとぐろを巻いていないかチェックします。それから、チューブから空気を送りこんでみて、お腹で音を聴いてみます(聴診器が必要です)。
ポコポコっと空気の音が聞こえれば、胃内に入っていると判断します。注射器で引いてみて、胃液が引けるのを確認するという方法もあります。
ポータプルのレントゲンをもっている医療機関であれば、レントゲン撮影をすることでより確実に確認できます。

治療法② 胃ろう

胃に穴をあけて、お腹に直接栄養をいれる方法です。
胃ろうは内視鏡を使って造設します。身体の表面には1cm程度の切開をいれる必要がありますが、局所麻酔で実施できるため、比較的安全に、あまり苦痛なく造設することができます。
通常、2~3日から1週間の入院になりますが、医療機関によっては外来で実施しているところもあります。
造設後は、入浴や外出も問題なく普通に生活することができます。

1回400~600ml程度の栄養剤を1日2~3回投与します。1回の投与時間は1~2時間程度。食間や就寝前に水分を補給したり、患者さんによっては野菜ジュースや青汁などをいれたりしている方もいます。もちろん、口からの食事を併用することもできます。
胃ろうが完成し、傷口が安定するまでには、半年程度の期間が必要です。
最初の胃ろう交換は、この半年後に実施することが一般的ですが、胃ろうのタイプによって異なります。胃ろうの交換は在宅で実施できます。

最後まで食べるために

サービスのご利用例

胃ろうの管理
  • 口から食事をとれない、または摂取が不十分な方

胃ろうのメリット・デメリット

メリット デメリット
本人の不快感や苦痛が少ない 造設には手術が必要
経口食との併用が可能 誤嚥性肺炎のリスクがなくなるわけではない
口腔ケアがしやすい 身体の奇形や胃の手術を行っている場合、
胃ろうをつくることは困難な場合がある
見た目が目立たない

ご利用の流れ

1. 医師による診断

病院または訪問看護による医師の診断を行います。
胃ろうの必要があるかどうかを判断します。

2. 胃ろう開始

自宅で胃ろうを開始

診療日:月〜金曜日
(土・日・祝日、12/31〜1/3は休業)
診療時間:9:00〜18:00

ネットからのお問合せは
24時間受付ております。

よくあるご質問

Q.胃ろうがぬけてしまったら?

A.ぬけたままにしておくと、30分程度で穴がふさがってしまうことがあります。
ふさがってしまうともう一度作り直さなければなりません。すぐに病院に連絡してください。
また、胃ろうがふさがってしまわないように、吸引チューブなどの何か柔らかいものを胃ろうの穴にいれ応急処置をします。

Q.胃ろうはやめることができますか?

A.できます。胃ろうをしながら嚥下リハビリをして、再びたべられるようになる方もいます。
胃ろうはぬいてしまえば、自然に閉鎖しても元通りになります。

Q.延命はしたくない、胃ろうを中止したいが、可能ですか?

A.終末期にあって、患者さんが栄養療法を希望されない場合、胃ろうにを中止することも検討すべきでしょう。
栄養剤を投与することで、体に負担がかかることもあります。主治医とよく話し合い、方針を一緒に考えていきましょう。

訪問エリアについて

名古屋市内を中心とした地域に伺います。
マップは参考程度の目安ですが、詳細はご相談ください。

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