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2020.02.03  │  お知らせ   

元気な歯は日々のお手入れから~しっかり噛んで介護予防~

元気な歯は日々のお手入れから~しっかり噛んで介護予防~

日本歯科医師会の調査によると、定期的に歯科健診している予防実践者は全体31%です。
https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M101463/201807206173/_prw_OR1fl_kQcYv0cU.pdf
“人生100年時代”に突入し、健康意識が高まりつつある一方、口腔内の健康意識が低い方も多いようです。口腔の健康管理は、健康寿命延伸につながります。今回は、高齢者の歯と健康というテーマでお届けいたします。

加齢とともに変化する高齢者の歯

「歯が変わったな」と思ったら 早めのケアと歯科医に相談を

加齢とともに歯やその周辺の歯肉、骨に変化が表れます。歯 はすり減り、歯肉は弾性が低下し、退縮して歯根が露出してきます。露出した歯は汚れや細菌がたまりやすく虫歯や歯 周病になりやすい状態です。 「最近入れ歯が合わなくなってきた」「歯の根が露出してき た」という場合は、早めに歯科医に相談を。すり減ってきた 歯に合わない入れ歯を放置していると、知らず知らずのうち に噛む力が低下したり、口腔内を傷つけてしまう場合があります。またいつものお手入れグッズの見直しも必要です。「硬い毛の歯ブラシが好きだから」と変化した歯に合わないケア グッズを使い続けていると、弾力がなくなった歯肉を傷つけてしまうことも。ケアグッズは好き嫌いではなく、歯や歯肉の状態で選びましょう。

まとめ

いつまでもイキイキと暮らすためには、 歯の健康を保つことが大切です。しっかり噛めることは健康食物の吸収が良いだけでなく、脳が活性化されるなど心の健康にも密接に関係しています。歯の健康を保つことは栄養面・精神面での良いサイクルを生み出し、健康寿命の延 伸や介護予防へとつながるのです。元気な歯は日々のお手入れから。早めのケアと健診で80歳になっても20本以上の健康な歯を保ちましょう。